ペインクリニックでは、さまざまな「痛み」の症状を手術以外の方法で解消するための診断と治療を行っています。身体の部位や原因となる病気などを限らず、「痛み」という症状を幅広く診療していることが大きな特徴です。

「痛み」は身体が発する警告であり、異常事態を知るために大きく役立っています。ケガや病気が治るにつれて、通常は痛みも軽減していきますが、慢性的な痛みとして残ってしまう場合もあります。長く痛みが続くことで回復を遅らせてしまう場合があり、このことから精神的な負担も大きくなり、生活の質（クオリティ・オブ・ライフ）を低下させてしまうことがあります。

痛みや違和感があっても通常の診療ではなかなか良くならない場合や、どの診療科を受診したらいいのかわからない場合などでも「痛み」に関することでしたらなんでもご相談してください。

当院の院長は、日本ペインクリニック学会認定医をはじめ、麻酔指導医や東洋医学会認定漢方専門医としてのキャリアがあり、そこで培ってきた知識や技術をもとに、幅広い治療を組み合わせて患者様お一人おひとりに合わせたペインクリニックの診療を行っています。神経ブロック、飲み薬、漢方薬、カウンセリング、そして最新の機械を用いたリハビリテーションなどから最適な治療メニューをご提案し、症状を和らげながらいくつもの角度からアプローチを行っていき、最終的なゴールである「痛み」からの解放を目指しています。痛みの専門家にしか使えない特別な薬による治療、痛みの原因である血流障害を改善するためのスーパーライザー（近赤外線）治療器やキセノン光線治療器による治療、西洋医学ではサポートできない痛みに効果が見込める漢方治療なども行っていますので、お悩みがありましたらご相談ください。

また、「痛み」という症状を起こしている根本的な疾患がある場合には、その改善も重要になってきます。疾患の専門的な治療が必要だと判断された場合には、信頼できる専門医や高度医療機関のご紹介も行っています。

なお、保険診療ではない自費診療として、プラセンタ注射、ED、AGAなどの薬の処方（院内でお渡しします）も行っていますので、ご希望がありましたらお申し出ください。

当院ではつらい症状を抱えた患者様のお話にしっかり耳を傾け、真摯に対応することを重視しており、丁寧なカウンセリングによって確かな信頼関係を築き、ご一緒に最良の治療方法を見つけていくことを治療の基本にしています。安心してご相談ください。

ペインクリニックでは、ブロック注射だけでなく、飲み薬やリハビリ、光線療法などを組み合わせて痛みの解消を行っています。また、院長は日本東洋医学学会認定の漢方専門医なので、西洋医学ではサポートできない痛みにもアプローチすることができます。
日本人は欧米人に比べ筋肉が少ないため熱の発生量が少なく、冷えやしびれにお悩みの方もよくいらっしゃいます。当院には身体を効果的に温める機器を使った治療や、漢方薬による治療も行っていますので、痛みだけでなく、しびれや冷えなどに関してもお気軽にご相談ください。

次回の診療では、治療後の痛みの状態などをくわしくうかがって、さらに効果的な治療法に関してご相談しながら決めていきます。